音楽紹介ブログ

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【第2弾】続編:南アフリカロック・最高にかっこいいおすすめバンド10選

南アフリカのとにかく最高にかっこいいバンド、さらに10選をお届けします。

今年の2月に、【必聴】南アフリカロック・最高にかっこいいおすすめバンド10選 を投稿しました。

koro-koro123.hatenablog.com

それから8ヶ月ほど、地道に研究を続けて、初回に引けを取らないまとめができたと思います。是非1曲でも多く聞いてもらえたら嬉しいです。南アフリカロックのジャングルからは本当に抜け出せません...。

1. CROSSCURRENT

 軽快に飛び跳ねるギターと、陽気な打楽器と、色っぽい声がたまらない最高なバンド。ちょこちょこ登場するトランペットも良い感じに気分を盛り上げてくれます。曲名と音楽の印象が完全に一致しているのがすごい。「Let's sail」という曲は天気の良い日に海にプカプカ浮いているみたいな曲だし、「Southern Girl」は元気な女の子が笑ってそうな曲です。音源や動画が全然見当たらないですが、SoundCloudで聞けます。超オススメ。

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2. Ben Dey and the Concrete Lions

 アコースティックギターのシンプルなリフにも関わらず、とても壮大でダイナミックなバンド。ドシドシ響くドラムと、迫力がありつつ綺麗な声、メロディーのおかげな気がします。ロックなんだけどダンスミュージックっぽさもあり、何とも不思議です。「Rise」というアルバムがおすすめ。リンク先の「One Day」は、私がいつか映画を撮ることがあったら、必ずエンドロールの時に流します。

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3. The World of Birds

 世界観しかない、未来系ポップバンド。 アンニュイな声と、軽やかで脱力感のあるギターとキーボードが、独特で不思議なワールドを築いています。何もない休日にずっとぼんやり聞いていたい感じの曲。あまり音源が見当たらないのですが、リンク先の「Open Up」はiTunesで公開されています。

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4. Mi Casa

 私が勝手に「南アフリカ渋谷系」 と呼んでいるバンド。キーボードがセンスの塊でとてもかっこいいです。全然アゲアゲな感じではないのに、自然と体が揺れてしまうような曲がたくさんあります。トランペットソロもかっこいい!リンク先のMVは、みんなダンスうまくてすごいです。「Su Casa」と「 Familia」というアルバムおすすめ。「Need Somebody」という曲が1番好きなのですが、Youtubeにはなかったのでリンクを貼れませんでした。iTunesSpotifyにはあるので是非!

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5. Matthew Mole

 おしゃれ系控えめギタリスト。丁寧なギターと歌声が素晴らしく、穏やかなのに踊り出したくなる楽しい曲がたくさんあります。リンク先はちょこまか動くバンジョーの音と、後ろで踊っている三人組が可愛らしいです。MVが凝っていて楽しくなってしまうので、他の曲もみてみて下さい。「The Home We Built」というアルバムがあります。

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6. Retro Dizzy

 だらけた雰囲気が心地よいバンド。自称サイケデリック・サーフ・ロックらしいです。ギター、ベース、ドラムの無駄のない構成で、音数も少なくシンプルでかっこいいです。低音でレイジーなギターの音が、あなたの元に海風を運んできてくれます。仕事に行く前に聴くと、もれなくやる気がなくなってしまうので、要注意です。「Just Relax」というアルバムが良いです。

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 7. Bateleur

 南アフリカのポストロック・インストバンド。クリーンなギターサウンドと、ピアノ、ドラムで繰り広げられる、ドラマチックな曲展開が聞き所です。終始よくわからないリズムですが、リラックスしてずっと聞いていられる、とても綺麗な曲ばかりです。Youtubeでアルバム全部聞けます。

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8. The Kiffness

 ダサかっこいい謎のDJ、「The Kiffness」。でもなぜか病みつきになります。リンク先はSamuel Millerというギタリストの曲をKiffnessがリミックスしたものです。やる気のない感じがたまらない。もし私が映画を撮ることがあったら、絶対にこの曲を流すところから始めます。「Kiff」というアルバムおすすめです。いろんな人とタッグを組んでいるので、全然曲調が違う曲が収録されていて飽きないです。

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9. DJ Qness 

 DJ続きです。前回の記事で紹介した「Decemeber Street」をフィーチャリングしている曲が、全体の爽やかな雰囲気とラップの組み合わせが楽しくて気に入っています。「Art of EDM」といアルバムで、南アフリカの色々なアーティストの曲をアレンジしているようです。このブログで紹介している曲も何曲かカバーされているので、聞いてみて下さい。

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10. BRYNN

 最後は壮大なオルタナ・ロックバンドです。いい感じに展開が読めず、バイオリンの音が一気にテンションを上げてくれます。謎の唯一無二感あります。iTunesとかでは配信していないみたいなので、SoundCloudで聞いてみて下さい。

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以上です。楽しんで聞いていただけたら良いなと思います。Youtubeに動画がある曲については、第1弾も合わせてプレイリストを作ってみたので、時間のない人はBGMがてらに流していただければ嬉しいです。

皆様もおすすめの南アフリカ音楽があれば、是非コメントなどで教えてもらえると嬉しいです!

ちなみにシェア、転載、引用なんでもOKですので、気軽にどうぞ。

 

↓プレイリスト

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【必聴】南アフリカロック・最高にかっこいいおすすめバンド10選

南アフリカの、最高にかっこいいバンドを紹介します。2年ほど前に初めてDesmond and the Tutusを聞いて衝撃をうけてから地道に調べて、そこそこ詳しくなったので、恣意的におすすめを厳選しました。南アフリカ音楽のジャングルは、一度ハマったら抜け出せません...。

 

1. Desmond and the Tutus


Desmond and the Tutus - Kiss you on the cheek

2016年に来日して話題になったバンド。シンプルなのにセンスしか感じないギターと、人を馬鹿にしたような歌い方、しょうもないことしか言っていない歌詞のすべてが最高です。ギターは単音でフレーズを弾いて、比較的クリーンな音のことが多いのですが、存在感があり謎の中毒性もあります。上の動画はデビュー曲だそうです。個人的には「Enjoy Yourself」のアルバムがおすすめです。1曲目の「Tearing Up」の、陽気なドラムソロを聴いてテンションがぶち上がらない人はいないはずです。 

Enjoy Yourself

Enjoy Yourself

  • Desmond and the Tutus
  • インディー・ロック
  • ¥1800

2. Goldfish


GoldFish feat. Soweto Kinch - Late Night People

 私が唯一心を許してしまったクラブミュージックです。ピアノ好きな人には騙されたと思って聴いて欲しいです。ハスキーな声と、ピアノ、管楽器隊が混ざって、とにかく色っぽい。そしてクラブミュージック特有の、盛り上げる所は死ぬ程盛り上げてくれる所も潔くて気持ちが良い。柄にもなく踊りだしてしまいたくなる音楽です。アルバムは「Late Night People」というアルバムがあります。音色は似ているのにバリエーション豊かに曲が収録されていて、最初から最後まで全く飽きません。 

Late Night People

Late Night People

  • GoldFish
  • ダンス
  • ¥1200

 

3. KONGOS


Come With Me Now - Kongos (High Audio Quality)

アコーディオンの音と、お腹にズンズン響いてくる重低音が、野性的で民族的な雰囲気を醸し出しています。上の「Come with Me Now」という曲は、アメリカのオルタナティヴ・ソングチャートで一位になったこともあるそうです。私はいつも夜の森の中で、怪獣がたき火を囲って踊っている所を想像してしまいます。1曲1曲がドラマチック且つ壮大で、アルバムを聞き終わると映画を1本見終わったような気持ちになります。アルバムは「Lunatic」がおすすめで、ジャケットもオルタナ感があって好きです。

 4. Early Hours


Early Hours - Smells Like Summer

朝聴きたくなるような不思議なロック/ダンスミュージック。軽やかで爽やか。高音のギターがちょこまかと動き回っているかと思えば、ゴリゴリと地を這うベース音が聴こえてきて、心地よい忙しさです。動画を貼った「Smells Like Summer」は太陽の光でのんびり起きる休日の朝に聴きたくなるような、最高な曲です。そもそも曲名が良い。私も夏の香りを漂わせたいものです。

 5. Nomadic Orchestra


The Nomadic Orchestra

 管楽器がかっこいいインストバンド。ジャズともいえず、ファンクとも言えず、私にはカテゴリー分けができないバンドです。メロディーも独特で色っぽいし、その辺を歩いてそうなぽっちゃりのおじさんがすごくかっこ良く管楽器を演奏しているし、全体的に怪しいです。ただ、その怪しさが癖になって、ひたすら聴いてしまいます。管楽器の演奏素晴らしく、ソロパートは身を乗り出してしまいますし、後ろの方で控えめに刻まれているギターもリズミカルで良いです。おすすめのアルバムは「Move Your Things」。特に2曲目のMovie Tuneは、一番最初のギターコードを聴いただけで死ぬ程かっこいいと思いました。 

Move Your Things

Move Your Things

 6. Grassy Spark


Grassy Spark - Feel it (Live Parkwood Sessions)

こちらも管楽器隊と、良い意味で期待を裏切る展開が面白いバンド。とびきりのご機嫌ナンバーもあれば(Waste Of Time)、ワイルドにかっこいい曲もあれば(Living in A Paradise)、上のFeel itのようなちょっとレゲエっぽい要素の入った曲もあり、表情がくるくる変わって、聴いていてわくわくします。個人的には高音で鳴っているギターが可愛らしくてとても好きです。アルバムは2枚出てますが、両方おすすめです。 

Portal

Portal

 7. Beatenberg


02 Beauty Like A Tightened Bow

癒し系バンド。優しい歌声と美しいギターを聴いていると、涼しい風が吹き抜けて行くようでうっとりしてしまいます。ダンスミュージックっぽい要素もあり都会的で、曲の進行も全然予測できません。よくこんな曲作れるな...と素直に脱帽してしまいます。「The Hanging Gardens of Beatenberg」というアルバムを通して聴くと1週間分くらいの癒しをチャージできます。

 8. Shortstraw


Couch Potato

Desmond and the Tutusと一緒に来日していた、お気楽なご機嫌バンド。ぴょこぴょこ飛び跳ねているギターを聴くとこちらも飛び跳ねたくなります。全く何も伝える気がなさそうな適当な歌詞も大好きです。ジャケットももれなく可愛くてたまりません。一番のおすすめは「Good Morning, Sunshine」というアルバムです。

 9. December Streets


December Streets - Wild Heart Ft. Thieve (Official Audio)

ちょっとスカしたダンスミュージック。でも悔しいことにすごく爽やかでかっこいいのです。クリーンなギターは綺麗で、ドシドシ響いているドラムも良い。ダンスミュージックなのに爽やかでポップって何だか不思議です。「Wild Heart」というアルバムがあります。

Wild Heart - EP

Wild Heart - EP

  • December Streets
  • ポップ
  • ¥600

 10. Al Bairre


Al Bairre - Let's Fall In Love Some More [OFFICIAL MUSIC VIDEO]

かわいすぎるポップバンド。ウクレレの音と、女の子たちの歌声と、おそろいの服を着て演奏している様と、かわいいの一言につきます。カラフルなあめ玉みたいなバンド。バイオリンなんかも使われ面白い音色になっており、またもやジャンルの分け方が難しいバンドです。おすすめアルバムは、「Experience the AI Bairre Show with AI Bairre Experience」という不思議なタイトルのアルバムです。

 

  以上です。琴線にガンガン触れまくる良作ばかりなので、1曲でも多く聴いてもらえたら嬉しいです。また南アフリカロックといえど、本当に多様な音楽があるので、「ロックは別に...」という方にも試して欲しいです。

 

追記:

南アフリカおすすめバンド第2弾を作りましたので、是非チェックしてみて下さい!

koro-koro123.hatenablog.com

 

また、第2弾と合わせたYoutubeのプレイリストを作りましたので、時間のない方はBGMがてら流してもらえたら嬉しいです。

↓プレイリスト

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